Sunday, March 24, 2013



タオ―老子

2013-03-25
「”汚い”があるから”美しい”があるのさ」

天と地が生まれて、物に名が付いたわけだが、
名とは、物の上っ面にただ貼り付いているだけなんだ。

美しいと汚いは、別々にあるんじゃあない。
美しいものは、汚いものがあるから美しいと呼ばれるんだ。

善悪だってそうさ。

善は、悪があるから、善と呼ばれる。
悪のあるおかげで、善があるってわけさ。

同じように、ものが”ある”のも、”無い”があるからこそ、
あるといえるんでね。

お互いに片一方だけじゃあ、決して存在しえないんだ。

長い、と言ったって、短いがあるから長いのさ。
高い、と言ったって、低いものがあるから高いんだ。

ひとつの歌だって、そこに声とトーンがあるから歌になる。
前だって、後ろがあるから、前もありうるってわけでね。

だから、道(タオ)の働きにつながる人は、
知ったかぶって、美醜善悪を手軽く決めつけたりしない。

物の中にある自然のリズムに任せて、手出しをしない。
全てのものは生まれ出て、千変万化して動いてゆくんだからね。

このタオの、本当にリアリティを受け入れる時、
人は何かを創り上げても威張らない。

成功しても、成果を自分のものにしない。
自分のものだと主張しないから、かえって人から忘れられない。

そして、誰もその人の成果を、奪い取ろうとしないんだ。
「天と地のあり方」

天は広々としているし、地は果てしなくて、
ともに長く久しく続くものだ。

それというのも、天と地は、自分のために何かしようとしないで、
あるがままでいるからだ。

だから、長く、いつまでも、ああなんだ。

タオにつながる人も、この天と地のあり方を知っているんで、
先を争ったりしない。

いつも、人のいちばん後ろからついてゆく。
競争の外に身を置いて無理しないから、
身体は長持ちするわけだ。

我を張ったりしない生き方だから、
自分というものが、充分に活きるんだ。
「飯だけはたっぷり喰う」

世間が、頭のいいやつを褒めるもんだから、
人はみんな、利口になろうとあくせくする。

金や宝石を大事にするから、盗っ人がふえる。

世の中が、生きるのに必要のないものまで
やたらに欲しがらせるから、
みんなの心がうわずってしまうんだ。

だから道(タオ)につながる人は、
あれこれ欲しがる心を抑えて、
飯だけはたっぷり喰う。

野心のほうは止めにして、
骨をしっかりこしらえるんだ。

みんなが、無用な情報や余計な欲を持たなければ、
ずる賢い人たちだって、つけいる隙がないのさ。

そうなんだ、無用な心配と余計な欲を振り捨てりゃあ
けっこう道はつくもんだ。

行き詰っても・・・


      

【参考図書】

タオ―老子 (ちくま文庫)タオ―老子 (ちくま文庫)
(2006/10)
加島 祥造 著
      ☝転載は↓からでした

神一厘の仕組み・探究道 ~神・世界秩序の始まり~



インディゴ・チルドレンとクリスタル・チルドレン

2013-03-22
「天使の霊が母体に宿り、人民として生まれてくることもあるぞ、末世にはこの種の降誕人が沢山あるぞ。」 (『日月神示』 龍音之巻・第三帖)


『日月神示』にはこのような預言が成されています。この預言は明らかに、高次・宇宙生命体の魂を持つ「ワンダラー(あるいはウォークイン)」と呼ばれる人たちのことであろうと思われます。このワンダラーにもいくつか分類ができるそうですが、まずは1950年代から1970年代を中心に生まれた、「インディゴ・チルドレン」がおります。
「インディゴ・チルドレンとは、戦後、主に1950年代から1970年代にわたって、他の星から地球に降りた魂を持つ子供たちで、ライトワーカーとも呼ばれます。彼等の使命は、人類が地球を破壊せずに無事に次元上昇ができるよう手助けすることと、人類の波動(バイブレーション)を上げることです。この使命を遂行するために、自発的に地球に生まれ変わった子供たちなのです。」 (「日本や世界や宇宙の動向」さんより)



3次元的な感覚ですと、ワンダラーの中には、世間から精神疾患と判断され、極めてつらい思いをしてきた人々もいたかもしれません。しかし、ワンダラーのような高次の魂は、天界から得られるインスピレーションが他の人よりも冴えており、直感的に答えが分かってしまうという長所があります。そのため、3次元的な魂の人にとってみると、不思議でたまらなかったはずです。昔ならシャーマンなどとして重宝がられたかもしれませんが、現代社会では精神疾患と判断されてしまうのです。(笑)

3次元的な魂の人が、なぜ天界からインスピレーションが得られにくいかと言いますと、これはエゴや欲望などのネガティブな想念で心が汚れているためなのです。中には魂修行はしたくないという人もおられるようですが、ここは諦めずに心を清く保てるよう努力するべきです。さて、そのためにはどうすればいいのでしょうか?
・他人の悪口を言わない
・他人の揚げ足を取って、陥れようとしない
・他人を茶化さない
・不平不満を言わない
・憎悪や復讐心を抱かない
・そのために、自分自身の悪を抱き参らせる


などを意識して改善していくことが大切です。なお、悪の抱き参らせ方ですが、例えば自分の中でネガティブな感情が湧き上がってきたら、「出てきてくれてありがとう」と感謝を申し上げてから、外に出すようにすると良いかもしれません。

また、「他人の揚げ足を取って陥れる」ということに関してですが、日本ではこれまで、極めて排他的な「村社会」の場が数多く形成されてきました。この村社会の集団イジメに遭った人は、たまったものではありません。これまで、数多くの人たちが自殺に追い込まれてきたのだと思います。(かく言う私も、常に四面楚歌の連続でした。笑) この村社会の原因は、おぼろげながら見えてきました。またいずれ書きたいと思います。
「今の人民、九分九厘は幽界とのつながりを持つ。胸に手を当ててよくよく自分を審神(サニワ)せよ。」
(龍音之巻・第五帖)



現在、地上の幽界が消滅する方向に向かっています。今まで幽界からエネルギーを得ていた人々は、これからエネルギー不足に陥るということです。しかし、このような波動が低下している人たちは、最後の気力を振り絞り、心のある人たちに対して、何とか自分のレベルまで引きずり落とそうと、あらゆる攻撃を仕掛けてくるかもしれません。これは目に見えない世界でも同じです。霊障や金縛りなどは、悪霊による攻撃である可能性が高いわけです。

さて、話をもどしましょう。インディゴ・チルドレンと同じ使命を持ち、ここ20年間に地球に生まれ変わった高次元の魂に、クリスタル・チルドレンと呼ばれる存在もおります。彼等は極めて心優しく、平和主義で、サイキック能力が際立っているそうです。(さらにその先には、レインボー・チルドレンたちも控えているようです。)

インディゴ・チルドレンからクリスタル・チルドレンへとバトンタッチが成されるであろう2030年頃には、ユートピアとしての「ミロクの世」が完成していることでしょう。

革命家気質の荒魂を持つインディゴ・チルドレンを素戔嗚尊、一方、穏やかな和魂を持つクリスタル・チルドレンを大国主尊として当てはめることができるかもしれません。今から次世代を担うであろうクリスタル・チルドレンたちを、大切に育てていかなければならないと思うのです。
「国常立神も素戔嗚尊も大国主尊も、総て地にゆかりのある神々は皆、九と十の世界に居られて時の来るのをおまちになってゐたのであるぞ。

地は智の神が治(し)らすのぞと知らしてあろうが、天運まさにめぐり来て、千引の岩戸はひらかれて、これら地にゆかりのある大神達が現れなされたのであるぞ、これが岩戸ひらきの真相であり、誠を知る鍵であるぞ。」
 (『至恩之巻』第十帖)



”九(光)”と”十(透)”に、”波”を加えて、「光透波(ことば)」となります。岩戸が開けた世界では、言霊による波動の世界と言えるのです。


【参考記事】
他の星からの生まれ変わり、インディゴ・チルドレンの特徴


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