「五次元世界」を実現するための協同行動 <ー 昨日、紹介した記事は
サルーサからのメッセージに後から加えてポステイングしたけれど。
今日は以下に初めて読む記事アップップでーす。
わには長老という言葉が好きなんだわにゃ。

後に、なんとなく、かぐやさんの記事を載せたくなりました。
読んでみてね。
邪気が溜った所には行かない方が次元上昇の邪魔にならないし、
それと、氏神さま、やっぱり気になるもんねーーV


宇宙種族ゼータの長老マーリスのメッセージ

地球人類とのコンタクトを加速し拡大させるという
過去60から70年にわたる私たちのプログラムが、
私たちの地球来訪の理由について、
憶測や恐怖を呼び起こしていることは十分に承知しています。
この恐怖の大半は、
あたかも私たちが意思疎通を拒絶しているかのように見えることから
生まれています。
しかし、あなた方のほとんどが理解していないのは、
私たちが地球人類の物質レベルでコミュニケーションをとることには、
大変な苦労が伴うという事実です。
2001年に、
私たちが永年にわたってコンタクトしてきた
オーストラリア人のジュディ・キャロルに、
そして同時にヘリーン・ケイと13歳の娘キラにも、情報を伝えました。
ちなみにキラとは、最近になって顕在意識レベルでの
(フルコンシャスでの)継続的なコンタクトが確立できました。

その何年か前にジュディとの間で、
人類との私たちのコミュニケーションの労苦を
緩和できるような本を書くという合意ができていました。
それには、人間の進化プロセスや、
それに関連する私たちの役割のことも
含めることになっていました。
地球人類の精神的進化という命題が、私たちがここにいる理由です。
あなた方が「エイリアンによるアブダクションと干渉」と
認識している事柄は、
実際には現に進行しているこのプロジェクトなのです。
魂のレベルでの進化は、どんな意味でも容易なプロセスではなく、
恐怖やエゴのバリアに関わる何らかのトラウマを必然的に伴います。
それは最終的には、
別の領域での純粋な無条件の愛に昇華するのですが。

宇宙の全領域で絶えず起こっている人間
つまり人間型種族の進化には、
簡単には説明できない複雑な中身があります。
それで、ジュディとヘリーンとキラとが冗談半分に、
このような示唆をしたことがあります。
この宇宙に共通する進化のプロセスを、
イラストとして利用できるようなクロップサークルとして、
宇宙の同胞たちが現してくれないかしら、と。

そのとき同時に、この3人が全く知らなかったことですが、
ブレッツというオーストラリア人の男性が
イギリスの田舎にあるミルクヒルの下部で、
その前に出来ていたクロップサークルの中で瞑想していました。

ブレッツは瞑想しながら、こちらも冗談めかして、
「サークル制作者」への願いを心の中で思ったのです。
もし皆さんが現実の存在なら、
どうか今夜ミルクヒルの麦畑に図形を造ってください、
と。
オーストラリアから三人の願いが同時に発せられ、
それに現地で四人目が加わってダメ押しされたのでは、
とても断りきれるものではありません。
というわけで、私たちは引き受けることにしたのです。

20018月に
ミルクヒルの麦畑に置かれた極めて複雑な図形は、
創造、進化、そして変容を象徴的に示すものです。
これには、
私たちが「進化の階段(銀河レベル)」と呼んでいる、
人の魂が宇宙的なレベルを螺旋状に上昇していく経路を
表象するパターンが組込まれています。
そして、それ自体は物理的な場所を示すものではなく、
むしろ人間界での進化というものは何かということに関わる、
自覚的な気づきの上昇レベルを示すものです。
ご覧いただけば分かるように、
この基本的なデザインの中に、
いわゆる「ソロモンの紋章」や「聖なる幾何学」の
他の要素を組込んで理解に資するようにしました。

このように、私たちのクロップサークル図形は、
「真実の、または宇宙共通のシンボル」を通して、
惑星やその住民の「エネルギー体」に直接的に衝撃を与え、
生命力エネルギーが上昇し調和するようにデザインされています。

私たちの図形は、
レイキの実践で使われるものを含む全ての
宇宙共通シンボルと同様に働くもので、
その中にエネルギーをカプセル状に包んでおいて、
生命力エネルギー波動が調和的に働くように始動させるのです。
それらは、あなた方の「エネルギー体」に直接つながり、
DNAに衝撃を与えるエネルギーのパターンを持っているので、
あらゆるレベルで、
あなたという存在の全エッセンスを支えます――つまり、
肉体的、メンタル的・感情的、精神的および宇宙的の
各側面を支えるのです。
そのことがあるので、本物のクロップサークルの中に入ると、
感じやすい人は吐き気や頭痛のような感覚を持ったり、
高レベルのエネルギーを感じたり、
時には至福感に満たされることもあるでしょう。

レイキのシンボルと同様に、クロップサークルの図形は、
進化のプロセスを加速させる効果があります。
それらは、物質的な三次元の現実を規定する制約を超えて、
自覚的な気づきの拡大を始動する触媒のようなものです。
それによって、あなた方の惑星が「進化の階段」の
次の高波動現実へステップアップする際に、
そこに住む人類として
彼女と共に進化することが可能になるのです。

宇宙共通のシンボルとして、
私たちのクロップサークル図形は、
あなた方に宇宙言語で語りかけるので、
私たちが、
あなた方とのコミュニケーションの問題を
克服する助けになります。

私たちのオーストラリアの友人たちに与えられた
ミルクヒルのフォーメーションは、
彼らの著作を通じて
私たちの人類とのコミュニケーションの問題を
助けてくれるものです。
それらの著作には、人類進化のエッセンスと、
私たちのような「保護者」が、
この時点でここにいる理由も含まれています。
私たちとの遭遇を体験した方の多くは、
「変容」を意味する13という数字の、
特別の重みに気づかされたはずです。
イエスと12使徒や、
薬師如来と12神将のことを考えてみてください。
変容の触媒は、13番目の構成要素です。

ミルクヒルのサークルは409個の小サークルで構成され、
〔4+0913〕です。

このように、それは惑星地球とその住人たちの
〔進化と変容〕の助けになるように
特別にデザインされたものです。
ユァロックは、
彼という存在の深いレベルで、そのことを理解しており、
それゆえに、
この特別な図形を地球を癒す本プロジェクトの触媒として、
また焦点として位置づけました。

この図形は変容への理想的な媒体で、
あなた方の助けがあったから現実のものになったのです。

地球は自由意思の惑星で、
今回の「変容」を実現させるには、
この惑星で参画する人々が「臨界数量」に
――少なくとも144,000人に――達し、
それを実現させるように
心と意図のエネルギーを注ぎ込むことが必要です。
これは、
まず最初に物質レベルで主導されることが必要で、
それを受けて私たちが集合意識の効果が出るまで高めて
地球へ反映させることが可能になります。
この集合意識の触発者なしでは、その実現は不可能です。
それは、1人や10人や、1,000人の話ではありません。
それは協同行動でなければならず、
必ずしも政府や権力機構の内部の者に依るのではなく、
むしろ市民によって――あなた方、あなた方自身の
自由意思による選択によって行われること、
そして実現を意図することが鍵です。

2006年に
私たちのチャンネルであるジュディを通して
送ったメッセージで説明したように、
それに続く6年は、惑星地球での選択の期間です。
1人の人間が精神的に進化するかしないかは、
完全に選択の問題です――正しい選択か、間違った選択かの。
この地球を癒すプロジェクトに参加する選択は、
あなた方の惑星の将来にとって
重大な分かれ目となるこの時点での、大きな選択です。

私たちは、この図形に適切なエネルギー波動を包み込むことを通じて、
この変化をスタートさせました。
そこで、このエネルギーパターンを通して、
あなた方の自由意思による意図を宇宙へ放射すれば、
それは全宇宙で聞き届けられ了解されるでしょう。
そして、同じマインドのエネルギーを引き寄せて、
この惑星を癒し、
調和させるプロセスが支援されることになるでしょう。

私たちは、あなた方に全面的に歓迎されているわけではなく、
中には
地球を征服しようとするエイリアンの侵略者と見なす人もいることを
知っています。
そういうなら、そうでしょう――それがあなた方の物の見方なら、
それを変えられるような言葉を私たちは持ち合わせていません。

このプロジェクトは私たちに関わるものではなく、
むしろあなた方に、地球に住む人々に、
あなた方の子供たちや孫たちに――つまり
「ホーム」と呼べるような健康で平和的な惑星を必要とする
将来の世代に関わるものです。
実際のところ、あなた方の心やマインドが、
他の誰かにコントロールされているということは決してありません
――あなた方は自由意志を持っています――
どうかそれを、あなた方の世界のために使ってください。

これまでに、ごく少数でやった数少ない協同行動だけでも、
すでに物事が変わり始めていることを知ってください。
私たちは、あなた方の光を見て歓喜しています。
これは私たちが、
より大きな価値のために結集してワンネスになる、
真に宇宙スケールの取組みです。
あなたがたの一人ひとりが、「神」を表現しており、
あなた方が思っているより遥かに効果的に「山を動かす」ことが
本当にできることを、どうか知ってください。

愛とワンネスを込めて、マーリス。

【解説】(小松)
マーリスは、
「クリスタルビジョン2012」プロジェクトにユァロック
Yuroc)と共に関係が深いジュディ(Judy)の教師で、
上記にある「進化の階段」の
「第5レベル(肉体を持つ種族での最高レベル)」にいる
ゼータ種族の長老です。
両者の間には、数十年にわたる交流の歴史があります。
上にあるように、マーリスの勧めに応えて
ジュディが現した著書の1つが『アセンションものがたり』で、
著作の過程で
マーリスを含むゼータたちの全面的な支援を受けているので、
ここにあるマーリスのメッセージには、
『アセンションものがたり』の内容が色濃く反映されています。
実際のところ、
を読むことによって、
本プロジェクトの背景や参加する意義が
明確に理解できるようになるでしょう。
間違いなく、
「クリスタルビジョン2012」に参画される方の
「必読の書」と言えると思います。

ジュディと共に冒頭に出てくるヘリーンと娘のキラは、
いずれも実名で、
それぞれ『アセンションものがたり』の
キャズとスージーのモデルになった人物です。
ちなみにユァロックの出版社が準備しているジュディの次の著作は、
ヘリーンとの共著です。
20114月発行)

こちらはジュディ単独の著作ですが、
『アセンションものがたり』のベースとなっている実録です。
20114月発行)

以下では、項目を分けて主なポイントについて解説します。

・恐怖やエゴのバリア
《あなた方が
「エイリアンによるアブダクションと干渉」と
認識している事柄は、
実際には現に進行しているこのプロジェクトなのです。
魂のレベルでの進化は、
どんな意味でも容易なプロセスではなく、
恐怖やエゴのバリアに関わる何らかのトラウマを
必然的に伴います。》

異星人(宇宙の同胞)とのコンタクトが確立されるまでの過程で、
多くのコンタクティーが共通的に味わう状況は、深いトラウマです。
それは、もともと本人が心の奥底に抱えているのもで、
コンタクト体験がキッカケで表面化してきたものです。
さらに精神的に前進するために、
何らかの手段によって浮上してきたものを本人が認識して、
手放し浄化する必要があったものです。

こうしたキッカケを与えるものは、
異星人とのコンタクト体験に限るわけではなく、
洋の東西を問わず古くから知られ、また実行されていて、
『アセンションものがたり』でも
「シャーマニズム(体験)」として言及されています。
日本でこれに相当するものは、
手法として「山岳修行」などを用いる「修験道」でしたが、
残念なことに徳川幕府や明治政府による弾圧によって、
本来の姿は事実上残っていないといえるでしょう。

下に、『アセンションものがたり(上)』に
私が書いた脚注を引用しておきます。

シャーマニズム(shamanism):
世界各地に残っている、民族の宇宙観・自然観と宗教的・
霊的な知恵を統合した古い歴史を持つ実践的な教えで、
日本では「えん小角おづぬ(634-701?、えん行者ぎょうじゃ)」が開祖とされる
修験しゅげんどう」がそれに近い。

それらに共通する最も純粋な形では、
修行者(シャーマン志願者)に対して、
たいへん難しく恐怖を伴うような長期間にわたる試練を課して、
その過程で心の奥底に潜んでいる恐怖心や不安
(いわば「心の闇」)を浮上させ照らし出すようにする。
修行者にとっては、それを正しく知覚し克服する勇気と精神力を
奮い起こすことが出来るかどうかが鍵になる。
それによって日常の自己中心的な認識を超越した世界
(宇宙)についての知覚と気付きを得て、
精妙で広大な非物質領域にもつながるようになる。
その境地を、
本人および周囲の者の向上に役立てることを狙いとしている。
ETとの遭遇が「シャーマニズム的な体験」になるというのは、
それが、本人が気付いていなかった「心の闇」を
浮上させるキッカケになることをいう
(実は、コンタクトの最大の狙いは、その体験を引き起こして
コンタクティーの精神的進化をサポートすることにある)。

・「進化の階段(銀河レベル)」
20018月にミルクヒルの麦畑に置かれた
極めて複雑な図形は、
創造、進化、そして変容を象徴的に示すものです。
これには、
私たちが「進化の階段(銀河レベル)」と呼んでいる、
人の魂が宇宙的なレベルを
螺旋状に上昇していく経路を表象するパターンが
組込まれています。》

次の2つの画像が、極めて酷似していることに注目してください。
説明: F:\gaia-as\2012CV.image02b.jpg
(ミルクヒルのフォーメーション)
説明: F:\gaia-as\2012CV.HumanLadder.jpg
(「進化の階段(銀河レベル)」を説明するイラスト)

後者は、ジュディの最初の著作
LOOKING THROUGH EYES OF LOVE, 2005年)
に掲載されたイラストです。
これは、宇宙の全ての
「人間型種族」の進化の経路を示しています。
その要点は、ここにある10本の「腕(アーム)」において、
右上の一番小さい先端部を持つものが第1レベルで、
そこから時計方向に進化していって、
左上の一番大きい先端部を持つ段階(第10レベル)に至ります。
この中で、
5レベルまでが肉体を持つ存在(種族)で、
6レベル以上は肉体を持たない(持つ必要がない)存在です。
ちなみに地球人類は宇宙で最低の「第1レベル」で、
いま「第2レベル」へ進化しようとしています。

・レイキについて
《私たちの図形は、
レイキの実践で使われるものを含む全ての
宇宙共通シンボルと同様に働くもので、
その中にエネルギーをカプセル状に包んでおいて、
生命力エネルギー波動が調和的に働くように
始動させるのです。》

このマーリスのメッセージだけでなく
『アセンションものがたり』でもレイキに言及されていますが、
マーリスやジュディが言うレイキは、

現代の多くの日本人が認識している

「レイキ」とは、同じではありません。

ご存知のように、臼井甕男が創始した「臼井霊気療法」は、
いったん渡米した後に「レイキ」として里帰りしたわけですが、
その間に本来あったものが失われています

ジュディはレイキの教師でもありますが、
本来の「臼井霊気療法」を探求する過程で、
オーストラリア人夫妻が著わしたレイキの著作
THE JAPANESE ART OF REIKI,』にめぐり合って、
これを徹底的に研究したとのことです
(この著者たちは運よく、
まだ存命中だった臼井甕男の直伝の弟子たち数人から
教えを受けたそうです)。

ジュディは今では、
自分が考案したものも付加して、独自のレイキの体系を造り上げ、
それを弟子たちに伝えています。
そして、
日本で「レイキティーチャー」が粗製乱造されている現状を嘆いています。
また彼女は、レイキ研究の延長として修験道も研究しており、
それに関しては、『修験道―その歴史と修行』(宮家 準)を薦めています。
臼井甕男が25年間にわたって修験道の修行をしたという事実は、
里帰りした「レイキ」では完全に消されているそうです。

・クロップサークルが伝えるもの
《レイキのシンボルと同様に、クロップサークルの図形は、
進化のプロセスを加速させる効果があります。
それらは、物質的な三次元の現実を規定する制約を超えて、
自覚的な気づきの拡大を始動する触媒のようなものです。》

クロップサークルには様々な狙いと意義があります。
これに関しては、次を参考にしてください。

・「13」という数字の意味
《私たちとの遭遇を体験した方の多くは、
「変容」を意味する13という数字の、
特別の重みに気づかされたはずです。
イエスと12使徒や、
薬師如来と12神将のことを考えてみてください。
変容の触媒は、13番目の構成要素です。》

これに関して、
ジュディからのメールの一部を紹介しましょう。
《ゼータとのコンタクトを続けている人は、
369のどれかの、不思議なノック音を聴くことがあります。
これは、
彼らがやって来てメッセージを伝えようとしている合図です。
3はバランスのシンボルで、
6は変化し精神的な意味で行動し前進するシンボルです。
9は進化を意味します。
12は完成を表象し、13は変容です。
ミルクヒル・クロップサークルの背後にあるメッセージとして
私が理解しているのは、
それが新しい千年紀の13番目の年、
つまり2013年を指しているということです。
2001年から2012年までの、最初の12年は浄化と準備の期間で、
それは地球人類が、
より高いエネルギー波動へ変容し始める2013年への
支度(したく)のようなものです。》

私のHPでも「2012年末は巨大な転換点、
アセンションは2013年」ということを何度か伝えていますが、
それと符合しています。

・人類への支援のスタンス
1人の人間が精神的に進化するかしないかは、
完全に選択の問題です――正しい選択か、間違った選択かの。
この地球を癒すプロジェクトに参加する選択は、
あなた方の惑星の将来にとって重大な分かれ目となるこの時点での、
大きな選択です。》
《このプロジェクトは私たちに関わるものではなく、
むしろあなた方に、地球に住む人々に、
あなた方の子供たちや孫たちに――つまり
「ホーム」と呼べるような健康で平和的な惑星を必要とする
将来の世代に関わるものです》

これに関して、
『アセンションものがたり』からの、次の引用をご覧ください。

――「彼らがしているのは、あなたがたが自分の内部を見つめ、
あなた自身の答えを見つけてもらうための後押しなのよ。
彼らが最も望まないのは、
答えを見つけるために、あなたたちが彼らを頼りにすることなの。
つまり、地球人が陥りがちな、
『自己』の外側に注意を向けるということよ。
私たちが答えを探そうと思ったら、
結局は自分の内部に目を向けるようになる必要がある。
つまりこれが、
私たちが最終的に向かうべき、残された唯一の場所なのよ。
それが、この試練の肝心な点だわ」

――「人々はあまりにも長い間
自分の力を奪われてきて、

しょっちゅう自分たちは『罪人』で
『無価値』だと言われてきたし、

その過程で、
自分たちが精神的に必要とするものを

いつも自分の外に求めることに
慣れてしまった。

伝統的な宗教からは多くの人が遠ざかっている今日でさえ、
人々は相変わらず、
その関心を精神的ガイドやマスターへと向けることで、
答えを自分の外に求めようとしているわ。
異星人にまで関心をむけて、
それを救済者だの悪魔だのと言っているけど、
いつでも自分たちとは完全に切り離して考えているのよね。
人々はいまだに、
無力な『貧しい犠牲者』意識から抜け出すことができないようね。
私たちが本当にしなければならないのは、
『自己』を見つめることなの。
なぜなら、そこに私たちのすべての答えがあるからよ」

人類が「精神的に必要とするものを
いつも自分の外に求めることに慣れてしまった」のは、
そういう状況が造られてしまったという面もあります。
人々が「本来持っている力」に気づかない方が、
支配構造を維持するのに都合がいいからです。
宗教の教団にとっても、それは同じでしょう。
しかし、ゼータのように支援する側からみれば、
それは大変な障害になります。
つまり、
精神的に向上してもらうことを支援の目的としているのに、
「救済者」が現れたと思って嬉々として
「自分の外に答えを見つける」対象にされると、
本来の目的が達成できないからです。

【本文】Copyright© 2010 Judy Carroll
【邦訳】Copyright© 2011 Eisei KOMATSU

2011.01.19.v0



かぐやのひとり言



                               HOME

 「悪運を嘆く人は・・・」

求めもせず、探しもせず、ドアもたたいていない。

「いいえ、求めています。探しています。ドアもたたき続けました」と言うのであれば、その方法がまちがっていると思いませんか?
たたいているドアがまちがっていると思いませんか?


今すぐ立ち止まって、深呼吸
を10分続けましょう。
呼吸は、鼻から吸って鼻から吐くのが基本です。
鼻から吐くのが難しい場合は、口から吐いても良いですが、吸う時には必ず鼻から吸ってください。口呼吸は心身に対する様々な不調を引き起こし、百害あって一利無し、です。

何も考えず、細く長く苦しくなるまで息を吐き出しましょう。

そして、身体に取り込まれる瑞々(
ミズミズ)しい空気が清水のように、あなたの身体を潤す様子をイメージしながら、深呼吸を続けてみてください。


分かりましたよね。
何が違っていたのかが。


「果報は寝て待ての間違い」 
「幸せを逃す”ら抜き言葉”」
 
 幸せを逃す”ら抜き言葉”

「食べられる」を「食べれる」、
「出られる」を「出れる」と言ってはいませんか?

このような言葉を”ら抜き”言葉と言います。

言葉は時代とともに変わっていくものです。昭和初期の表現で、もう使われなくなったものも多いでしょう。平安時代の言葉を現代人が理解するのは大変なことです。

ですから、かぐやは言葉の変化についてあれこれ言うつもりはありません。ただ言霊の観点から考えると、”ら抜き言葉”は幸せを逃してしまう表現だと思うのです。

”ら”は”良”ということです。
あなたの人生から”良きこと”が抜けてしまう。これは問題ではありませんか?


「終わる」や「切れる」、などの表現を忌み言葉として、祝事には使わないようにする習慣がありますね?

あなたも試験や就職の際に、「落ちる」とか「滑る」といった表現を使わないようにしませんでしたか?

これらはただ単に縁起を担いでいるのではありません。

日本語の一音一音が、神の御働きを司っています。
ですから言葉を音にすることで、その御働きが現実のものとなるのです。呪いが現実になる呪詛(ジュソ)と同じことです。そのことを私たちの祖先はよく知っていて、それが今、忌み言葉(避けるべき言葉)として残っているのです。

日々の生活の中で、”ら”を抜かないように話すだけでも、あなたの人生を良き方向へと舵をきることができます。

占いやお祓いに頼ることなく人生をスムーズに乗りきることができます。小さなことですが、”ら”を大切にすることを忘れないでください。

日本は「言霊の幸(サキ)はふ国」です。あなたの口から出る言葉は、神々の御霊
(みたま)そのものです。美しい言葉を使えば、それだけあなたの人生は美しいものとなるでしょう。

何故なら、言葉には”こだま”のように戻ってくる性質が備わっているからです。一方通行ということはありえません。これを”言霊返し”と言います。

誰かに「ばかやろう」と言えば、あなたが”ばかやろう”になり、「ウザイ」と言えば、その言霊があなたに戻ってきますから、いつしかあなたがウザイ存在になって嫌われてしまうでしょう。

悪運は、誰のせいでもなく自分の想いの世界が創り出していることに、早く気づかなければなりません。

自分の心の泉に清流が流れているか、流れが滞って沼のように悪臭を放っていないか、確かめてみる必要があります。

目を閉じて、あなたの心の泉を想像してください。
水は澄んでいますか?
こんこんと清水が湧いていますか?

もしそうでなかったら、自分の意(オモ)いであなたの泉に清流を流してください。泉が澄んで、心が落ち着いて”嬉しくなるまで”続けてください。

その瞬間から、あなたは生まれ変わることができるのです。
ヒギンズ教授に美しい言葉を学ぶことによって、レディーとして成長し幸せになった「マイ・フェア・レディー」のイライザのように。



呪詛  
言葉によって願いが現実になるよう祈願すること。善き事悪しき事両面で使いますが、かぐやは善き事を現実化する”寿祚(ジュソ)”を使います。

     
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「果報は寝て待ての間違い」
 
 言ってはいけない言葉

日本語の一音一音は、神さまの御働きそのものです。

だから願望を言葉にすると、言霊が動き実現するのです。

世界に類を見ない素晴らしい言葉です。

でも言ってはいけない言葉が有ります。

それは「お疲れ様」と「ご苦労さま」、この二つです。

どちらも労をねぎらう言葉、とお思うでしょうが、この言葉で労をねぎらうことはできません。

そればかりでなく、実はこの言葉、相手の活力を奪ってしまうのです。

言葉の波動が悪いのです。

「お疲れさま」は、あなた疲れていますよ、という意味ですし、「ご苦労さま」は、あなたは苦労をしていますよ、それに気づいていますかと、相手に言っているのと同じことなんです。

つまり、これは
呪詛なんです。

この二つの言葉を言われて、何となくムッとしたことは有りませんか?

そういうあなたは、センサーがしっかりしている人です。

英語ならこういう時はGood Job!と言うでしょうか。

これは良い言葉ですね。

英語はとてもシンプルな言語ですから、ストレートに言うことが多いのです。それだけに弊害も有りますが、Good Jobは人を元気付けるエネルギーを持っています。

残念な事に、「お疲れ様」と「ご苦労様」に代わる日本語は有りません。

だからと言って、「お元気さま」も変ですし、どなたか、良い表現を創作していただけませんか?
 
 宿命と運命

よく宿命と運命の違いはなんですか?と聞かれますが、宿命とは「持って産まれた変えられない事象」のことです。

生年月日、両親、家系、身体の状態や基本的な顔形など。
こういうものは生まれる前に決まっていて、生涯変わることがありません。

といっても、これらのことは偶然に起こるのではなく、産土神と祖霊神との御神徳を頂き、自分の意思で決めるわけですから、宿命もあなた自身による選択の結果です。

そして運命は、後天的に「自分の意思で選択できる事象」のことです。
例えば貧しい家に生まれることは自分の意思で決めた宿命ですが、努力して裕福になることはあなたが選んだ運命です。あるいは、自暴自棄になって落ちていくのも自分の意志で決めた運命です。

顔は内面により常に変わるものです。内面が充実すれば神徳が備わり、顔もずいぶんと変化していきます。キムタクさんのようにハンサムに産まれなくても、努力で魅力的な男性になれるのです。それはあなた自身が良い選択をした結果です。

人は、1秒ごとに選択をせまられているのです。
瞬間瞬間に、舵を右に切るか左に切るかで、あなたの運命があなたによって創りだされていきます。

宿命、運命共に、全てが自分の選択の結果ですから、他の人を恨んだり世の中を恨むのは、お門違いということです。

自分が、自分の意志で決めた人生です。
如何なる宿命であろうとも、自分自身の選択に負けず、良い方向へ舵取りをして、あなたの人生を素晴らしいものにしてほしいと、かぐやは願っています。


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「人生を思い通りに生きる方法」
 
西洋的価値観と霊の本の価値観」

古代イスラエルの神・ヤハウエが、人類の祖とされるアダムとイヴに言います。

「園にある木の実はどれでも食べたいだけ食べてよい。ただし善悪を知る木(の実)は
決して食べてはならぬ。それを食べたが最後、死んでしまうのだ
(旧約聖書・創世記、「エデンの園」)

そして時が経って、ヤハウエがシナイ山でモーゼに授けた十戒は全て、「~~してはならぬ」、そうしなければ神の怒りに遭うぞ、という脅かしに近い形で伝えられます。

加えてヤハウエは、自分についてこのようにモーゼに言っています。

「おまえの神ヤハウエ、わたしは妬む神であり、わたしを憎む者に対しては父祖の罪科を三、四代の子孫にまで報い、わたしを愛しわが命令を守る者に対しては慈しみを千代までほどこす」

ヤハウエは自分のことを祟り神だと言っているのです。”従わなかったら怖い目に遭うぞ”と。
西洋の神は、恐怖心を植えつけて人心をコントロールしようとする神なのです。

ですから西洋的考え方からは、まず自分を怖れから守る個人主義と、自分を正当化するための自己主張が芽生えました。

そこからディベートという手法が生み出されていきます。ディベートとは、如何なることであっても自分の考えが正しいと、相手に思わせる手法のことです。究極的には人を殺しても如何にそれを正当化するか、ということです。戦争がひとつの例です。

霊の本
(日本)の教えはどうかというと、まず根本的な違いとして神道には聖書のような教えを説く書物がありません。神道とは生き方そのものだからです。

そこで聖徳太子の十七条憲法に例をとると、

「和をなによりも大切なものとし、いさかいをおこさぬことを根本としなさい。人はグループをつくりたがり、悟りきった人格者は少ない。それだから、君主や父親のいうことにしたがわなかったり、近隣の人たちともうまくいかない。しかし上の者も下の者も協調・親睦
(しんぼく)の気持ちをもって論議するなら、おのずからものごとの道理にかない、どんなことも成就(じょうじゅ)するものだ。(金治勇現代語訳)

このように人の道を説いていますが、そこに怖れを植えつけて人心をコントロールしようという意志は全くありません。

ですから日本人の意識には、「他があって自分がある」という考え方が広がりました。
個人主義とは対極にある考え方です。

西洋的な価値観では日本的な考え方が理解できず、それを「顔の見えない日本人
(=何を考えているのか分からない日本人)」などと揶揄し、それに同調したメディアによって、西洋的な考え方が正しいのだという”常識”を植えつけられてしまったのが、今日の日本の姿です。

人心の乱れた今こそ、霊の本の考え方に立ち戻り、捉われから自由になり、怖れや執着から解き放たれることが必要だと、かぐやは思います。

自分を愛し、あなた自身の心に素直になること。
「~~しなければならない」、「~~してはいけない」という捉われから自分を解放すること。そしてもっと自由になってほしいのです。
常識”という間違った概念に捉われないことです。

そのためには、あれこれ頭で考えない(理屈をつけない)ことです。
幸せへの近道は、常にあなたの心が”楽しい”と感じる道を選ぶことにつきます。

刷り込まれた間違った常識(考え方)から、あなた自身を開放してあげてください。

私たちは、苦悩するために生まれてきたのではありません。愛に満ちあふれた素晴らしい体験をするために生まれてきたのですから。



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*「人生を思い通りに生きる方法」
 壁は乗り越えるな!」

人生は様々な困難の繰り返しです。
壁に突き当たった経験を、あなたもお持ちでしょう。

そういう時に、人生の先輩たちは、あなたに何とアドバイスしてくれたでしょう?

”神さまは乗り越えられる逆境しか与えない。頑張ってその壁を克服しなさい”

”その壁の向こう側に、きっと輝かしい未来が待っている。へこたれずに頑張りなさい”

”これはあなたの魂磨きの為の試練だから、頑張りなさい”

”この辛い試練は、あなたのカルマを清算してくれるのだから、感謝の気持ちで乗り越えなさい”

こんな感じでしょうか?


でも、かぐやの師はこのように言いました。

「壁は乗り越えてはいけない。迂回しなさい」


なんと示唆に富んだ言葉でしょう!

「あなたが今とてつもなく大きく感じている壁は、少し引いて見ると(あるいは俯瞰の目で見てみると)、確かに高い壁かもしれないが、幅は5mくらいしかないかもしれない。それなのに、どうしてその壁を乗り越えようとする?
そんな愚かなことをせずに、迂回しなさい。」

そうですよね!
目標に到達するための道は、何千何万とあるのですから、ひとつの道に固執する必要は無いのです。

でも私たちは、目標に向かって、がむしゃらに頑張るのが良いことのように教えられてきました。

”頑張ったら、頑張った分の充実感が感じられる”
”頑張らないのは、怠け者の証拠だ”etc

でもそれは頑張り方が、違うのですよね。

道が行き止まりになったら、少し見る視点を変えれば様々な道が見えてきます。Aの道を行って壁が見えてきたら、B,C,Dと他の道を探せば良いのです。闇雲にAの道を行かなければならない理由は何ひとつ有りません。

歯を食いしばって頑張るのではなく、柳の枝葉のようにゆらゆらと自然体で自分らしく生きていく。それで良いのではありませんか?。


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 お金がやって来る

知り合いのNさんは、全財産を失ったり、10回も交通事故に遭うという波乱の人生を過ごしてきました。

そんなどん底のある日、突然ある方から、「あなた、本を書きなさい」と言われたのだそうです。

そう言われても、彼女には書く自信がありません。

なによりも、出版するだけの費用が賄えるような経済状態ではなかったのです。

ご主人から、「使って良いよ」と言われて渡されていた貯金通帳には、もう450円しか残っていませんでした。

無名の彼女の本を、出版社が出してくれるわけがありません。

仕事をしようにも、事故の後遺症で身体の自由が利きません。一体どうやって、そのお金を賄えというのでしょう?


ある日、その僅かばかりの金額が残った口座を解約しようということになり、ご主人が銀行に通帳を持って行くことになりました。
すると、係りの方が「では全額お引き出しさせて頂きました」と、160万円余りのお金を渡してくれたというのです。

「残金は450円のはずです」と言っても、「いいえ、これだけの残金がございました」の一点張り。

ご主人は帰宅して事の顛末を、彼女に伝えました。

彼女は大変に驚きました。
その金額が、自費出版の見積もりと同じ額だったからです。

彼女はその事から、”自分が自叙伝を出版するのは、神さまの御心に適ったものなのだ”と感じ、その日から自叙伝を一気に書き上げ、出版しました。

今でも、彼女はそのことを”神さまの計らい”と感謝して過ごしています。



かぐやに起こった”お金のめぐり”

ある年、かぐやはある事の為にお金が必要になりました。
経費など計算しますと、最低でも○○万円、余裕をみて△△万円あれば、なんとかやれることが分かりました。

さて問題は、そのお金をどうやって工面するかです。
時間は2週間しかありません。

かぐやは神さまに祈りました。
「お金が必要です。神さまお願いします」

数日して10年ぶりに、昔の知り合い(B氏)から電話が入りました。
「かぐやさんに、どうしてもやってほしい仕事があるんだけど・・・」

”ああ、これでなんとかなるかもしれない”
かぐやはそう思いました。

でもなかなか、こちらからは金額の事が言えませんでした。

すると、B氏が言ったのです。
「申し訳ないんだけど、○○○万円でやってもらえないだろうか」

願ってもない話しです。
今回の事業は△△万円あればできるのです。それなのに、○○○万円とは、なんという幸運でしょう。

その仕事は、生易しい仕事ではありませんでしたが、かぐやは選択肢が二つ有る場合、いつも過酷な方を選んできました。
考えてそうしているのではなく、気がつけば・・・ということですが。きっとその方が、自分の気質に合っているのでしょう。

その後で不思議に思ったのは、”かぐやは△△万円下さいと神様にお願いしたのに、どうして○○○万円下さったのだろう”ということです。

でもやがてその謎も解けました。

なんと、新規事業を立ち上げたその年全体の赤字が、○○○万円だったのです。

神様は、先の先までお見通しなのですね。

 邪気の溜まり場

天孫降臨で有名な九州の神社がありますね。

この辺り一帯を遠望すると、美しい雲海が垂れ込め、あまりの美しさに言葉も無く立ち尽くし、その神々しさにしばし心を奪われてしまいます。

         

日本は神々の国です。
その中でもこの場所は是非訪れてほしい場所のひとつです。

ただし、某氏がTVで「最強のパワースポット」と称して有名になった「神々が会議をした場所」には、行かないでください。

ここには何千年もの間、悲しみ、恨み、怒りなどを抱えた人たちが助けを求めて訪れています。その思いが今でも幾重にも折り重なって
いているからです。

その”念”の写真は、いつか機会がありましたらごらん頂きます。


ここを訪れた方々の中に、「ゾクッとして鳥肌が立ちました。神秘的でした」などと、ネット上に書いていらっしゃる方が見受けられますが、神氣に触れた時に鳥肌など立ちません。
暖かくありがたく、自然に感謝の涙が溢れてくるものです。

けっしてゾッとするようなものではありません。
そのように感じたら、それは邪気と思ってまちがいありません。

実際この場所は、邪気が
(うごめ)いて恐ろしく地獄の様相を呈しています。

そんな場所には近づかない方が良いのです。

誤解しないでください。神社そのものは本当に素晴らしいのです。

天照大御神様がお隠れになった天の岩戸も、神官の方が案内(対岸から)してくださいます。是非お参りなさってください。

ただこの場所だけは、橋を渡らず橋のこちらから見るだけに留めてほしいのです。

元々はそのような場所ではなかったと思います。先にも書きましたが、人々の”悲しい”、”辛い”、”悔しい”、そんな念
(おも)いが幾重にも重なり合ってそうさせているのです。

思考は波ですから、あなたがもし同じような思いを持ってこうした場所に立ち入ったとしたら、周波数が合って影響を受けてしまうでしょう。

せめてかぐやと縁のある方々だけでも、お守りしたいと思います。ここには入らずに引き返してください。

以前も書きましたが、神様に縋
(すが)ってはいけないのです

こちらをもう一度お読みください。
そしてご神域に、念
(おも)いを残してはいけないのです。
こちらもお読みください。




 産土神はあなたの守り神

ウブ(産)スは字の通り、無の中に何かが生まれる現象を表しています。
ナは土、地の意。


常日頃、産土神社にお参りされていらっしゃいますか?

毎月の誕生日、せめて1年に1度のご自分の誕生日には、産土神社にお参りなさってください。

あなたは、産土神のご神徳の別御霊(ワケミタマ)を頂いて生まれてきたのですから。そして終生その神様は、あなたをご守護下さっているのです。

普段から、産土神社とのムスビを強くしておくことは、とても大切な事だと思います。

産土神社は、あなたが生まれた場所の近くにあります。
遠くて行けないという方は、思いの中でその方角に向かって手を合わせても良いと思います。

両手を合わせることは、陰・陽を合わせることになります。
”結ぶ”ということです。


プラスとマイナスを合わせること(結び)によって、そこに神力が起こり、無から有が産まれるのです。

男性
(火・精子)と女性(水・卵子)が合一して神力が産まれ、無から有(赤ちゃん)が産まれるのも同じ原理です。

ですから、生まれた男の子を”産霊子(ムスコ)”。女の子を”産霊女(ムスメ)”と言います。

拍手(かしわで)を打つこと、感謝の言葉を口にすることで、音霊(神)が発生します。

神は火(カ)と水(ミ)、まったく異質なものが合一してできたエネルギーのことです。

拍手の回数、おじぎの回数で数霊(神)が発生します。

簡単な方法で、神力を起こすことができるのです。

今日から、あなたが産まれた日は”神力”を起こす日と定めて、手を合わせては如何でしょうか。


   
     

補足)1)全国の産土神のネットワークを束ねているのが、伊勢神宮の”心の御柱(シンノミハシラ)”です。ここから宇宙の心(シン=神)、真中心に結び(=産霊、産巣日)が繋がって、霊の本=日本と私たちは守られています。

2)陰と陽で結んだものが、おムスビ(産霊)です。ですから食べると力が出るのです。機械で作ったものはおにぎり。母親が子供のために作ったものは”おむすび”です。

このふたつの違いは、両手(火水)を使って誰かのためにと想いながら作ったかどうか、です。それだけで、単なるおにぎりが”ムスビ”になり神力が出て栄養になるのです。機械は無機質で陰陽がありません。おにぎりでは、お腹は満たされますが霊の力にはなりません。